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デブと戦争

デブは醜い。デブは臭い。デブは悪だ。僕の中の憎悪の8割はデブに向いている。残り2割は僕自身の皮下脂肪に向けて。

でもこの記事(http://japan.digitaldj-network.com/archives/51917868.html)を読んで少し考えを改めた。きゃりーぱみゅぱみゅのPVが、Limp Bizkitのボーカルからも注目を浴びちゃうぐらい人気ってお話。



きゃりーぱみゅぱみゅ自体は、益若つばさの類似タレントって認識で特別思い入れもないのだけど、PV見て思ったのが踊るデブのコミカルさ。デブいなかったら多分Limp Bizkitのボーカルの目に留まってないぐらい重要な要素。

デブを再考する。裸の大将も森公美子もドラえもんも、デブだからこそ愛された。人の形を成しているからこそ憎くもあれ、例えばデブな犬猫なんて可愛くてしょうがない。

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画像はここから転載。なんて愛くるしい!


昔考えた事がある。戦争がなくなるとどうなるか。悲しみがなければ喜びもない。ドラマがなければ感動もない。デブもきっとそんな存在。

デブと戦争のない世界について空想する。それはつまらない。そんな世界はつまらない。



上のPV見てたら、ヤスタカ繋がりでこれ思い出した。

# by seijiseiji8 | 2011-08-05 09:20 | 雑記

watch me!

センター試験の英語の過去問に出ていた、いたいけな少年の話。

目立ちたがりな彼。誰も自分の事なんか見てくれないのに、ことさらに自分を評価しろと主張する哀れな彼。思春期ど真ん中、自意識ぴんこ起ちの僕らへの、文部省からの戒め。

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自己評価と他者評価のバランスが織りなす、繊細な心の動き。

自己評価が高過ぎれば、社会を憎み、蔑み、自信過剰が青天井。いつか気付かされた時には、地を這う虫のように、生きる意思の所在は希薄。

他者評価が高過ぎれば、相手を疑い、自分を疑い、進むべき道を見失う。果ては凡人。望むは誰の目にも留まらぬ背景。

確かな自己評価あっての他者評価。他者評価あっての自己評価。


受験を境に別れた人材配置は、最小不幸な評価バランスを生んだ。旧友の話を退屈に思える幸せ。
# by seijiseiji8 | 2011-07-19 15:38 | 雑記

2突起

彼とすれ違う。見知らぬ彼。見知った胸元。
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夏の日。望まない露出。
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家に帰って数えたら、同じのが色違いで22着あった。

かつて愛用した、アメリカンアパレルのシアージャージーショートスリーブディープVネック。上司に呼び出されて「お前は何でそんな服を着ているんだ」と言われた、かつての職場。

今では寝間着。着丈が長くてお腹を冷やさないのが良い所。
# by seijiseiji8 | 2011-07-01 21:43 | 雑記

慕情

30歳目前にして、匂い立つ股間に気付く。そして懺悔。また懺悔。

ワールドビジネスサテライト見てたのに、なぜか突然気になって、今日のトレたまを見逃した。

今ならこれからなら、戦いの前にはお清めを。股間の大罪。サドンデス。奉仕には奉仕を。

「俺は舐めない」なんて言う男は金輪際、信用しない。



30歳目前にして、あれ、俺そっちの気あるのかなって思ったりして。
# by seijiseiji8 | 2011-07-01 00:15 | 雑記

2010年度(第14回)文化庁メディア芸術祭

1998年から開催されてる文化庁メディア芸術祭。http://plaza.bunka.go.jp/festival/

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アート、エンターテイメント、アニメーション、マンガ部門の受賞作品が、ここ数年は国立新美術館を会場にして無料で公開されている。

アート、エンターテイメントに関しては、インタラクティブアート、インスタレーション、映像、Webなどのデジタル作品が対象。全てに共通して、商業的な成功よりも前衛的な作風が優先される傾向があるみたい。


毎年行っているのだけど、今年も行って来た。平日に行ったにも関わらずなかなかの込み様。多少の仕切りはあるものの、全ての作品がワンフロアに展示されているために、常に近くの別の作品の音が聞こえてしまって、一つ一つの作品に集中出来ないのが残念。

有料になっても良いから、鑑賞環境をもっと整えて欲しいというのは思う所。せめて2フロアに分けてくれたら、人も音も分散して良いのだけど。

国立新美術館の前は恵比寿の写真美術館が会場になっており、その時は数フロアに分けて展示がされていて、更に今ほど人で込み合う事もなかったのでじっくりと楽しめた。

なんて昔は良かったなんて言って楽しまないのはもったいないので、今年は素直な気持ちで巡回。作品の面白さもさることながら、一番の魅力は文化系美女の遭遇率の高さ。賢くて家柄が良くて身持ちの固い面々大集合。僕の勝手な想像だけど。コンテンポラリーダンスの会場と同じ客層。黒髪率高し!

今年の僕のお気に入りは「10番目の感傷」。何でも無い日用品が作り出す、荘厳な影の世界。そのちっぽけさに圧倒されるの。目線で文字や絵を描く「The EyeWriter」も興味深かった。

作品は魅力的なものばかりだし、疲れたら女の子眺めてればいいし、あとはもうちょっと静かに鑑賞出来れば丸一日いても飽きないイベント。マンガも読めてゲームも出来るしね。

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# by seijiseiji8 | 2011-02-10 01:10 | アート・デザイン