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TOkyo girls:Le Baron de Paris 編

理想はどうあれ、この素晴らしき世界は格差社会。そして所詮は男社会。
そこには器用にたち振る舞う美女と、現実に抗う醜女がいる。

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Tokyo girls。今回は「Le Baron de Paris 編」。

一部抜粋。相変わらず米原康正のコメントがクール。彼自身は醜男なので、客観的に捉えられるのだろう。

「ル・バロン」に足を運ぶということは、現代日本ファッションシーンの人間関係の縮図を見に行くようなものだ。そこには同じ価値観を持った人間たちのファミリー感覚が漂う。誰も知り合いがいないまま、このお店に足を運ぶことはかなりの勇気を必要とするはずだ。ただし「敷居が高い」ことは、悪いことではない。誰もが対等に遊べる場所ではなく、選ばれたものだけが選ばれたサービスを受ける、というシステムは「今自分が社会のどこに所属していると認知されているのか?」というものを明確に認識させてくれるからだ。それは今の日本になくなりつつある、人間の価値に上下を付ける作業でもある。それは資本主義の当然のあり方だったりする。資本主義とは、男性を中心にシステム化された社会なのだ。ここにくるとそう思う。日本はその資本主義の本来のあり方にいつまで気付かないふりをしていくのだろう?
by seijiseiji8 | 2010-03-25 08:41 | 雑記